情報共有で活動に輪 あざみ野・大場町に拠点
地域ぐるみで元気で安心なまちづくりを目指すネットワーク「健幸笑(けんこうしょう)てん」が大場地域ケアプラザを中心に進められている。同施設が管轄するあざみ野や大場町エリアが対象で7日に運営委員会を発足。商店や自治会、福祉施設など拠点場所の募集を開始する。
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取り組みでは地域で活動するボランティアや自治体、商店会が連携できるよう、個々の活動情報などを集約し、共有できるようにする。構想としては各拠点で「健幸笑てん」のメンバーが住民に地域の活動情報を教えたり、情報が記載された冊子を置くことを検討。活動の担い手が互いの情報を知ることで、地域の課題解決につなげることも狙う。
同ケアプラザと高齢者住宅「リーフエスコートあざみ野」、グループホーム「万寿の森」の3カ所を中核拠点とし、発足に先駆け、地域の人の居場所づくりも始まっている。事務局となるケアプラザでは登録拠点を広く募集。職員は「拠点にはできる範囲での協力をお願いしたいので、多様な情報提供のスタイルが想定される」と話す。
健康づくりの企画を考えていたケアプラザと、長浜医院=あざみ野=の長濱隆史院長との間で「協力して何かできないか」と話が出たことがきっかけだ。昨年9月ごろから準備委員会でボランティアや大学研究室、小中学校らが協力してきた。10月5日には取り組みの周知を兼ねたシンポジウムも開かれる予定だ。
ケアプラザの担当者は「地域の方々の声から始まった取り組み。輪を広げていきたい」と話す。問い合わせは大場地域ケアプラザ【電話】975・0200へ。
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