小・中学校囲碁団体戦 麻布中が初優勝 主将に荏田西・赤星君
荏田西在住の赤星光君(2年)が主将を務めた麻布中学校=東京都=囲碁部のチームが7月28日、都内の日本棋院会館で行われた「文部科学大臣杯小・中学校囲碁団体戦」の全国大会・中学生の部で初優勝。前年王者の開成中学校を抑えての快挙となった。
◇ ◇
3人1組のトーナメント制で、決勝戦では前日の予選を勝ち抜いた8組が勝敗を競った。同校メンバーは都大会を通過した赤星君と橋本啓吾君(2年)、保田(ぼうだ)一晴君(3年)。決勝戦で3人の対局が同時に始められると、保田君が先に勝ち、橋本君が黒星。最後に赤星君が勝利し、2勝1敗で優勝を手にした。
同校は5月の都大会で全国大会の出場枠を最下位の4位で獲得。全国大会は前日の予選を含めた6戦のうち、4戦を2勝1敗で勝利するという接戦を乗り越えてきた。「ギリギリな場面も多かったけど勝ててよかった」と赤星君は話す。
囲碁部は中学と高校の部員を合わせた約40人。生徒たちが教え合って練習する。全国大会の直前には4泊5日の合宿があり、「個々の力が伸びたことがいい結果に出た」と保田君は話す。
後藤公大部長(高1)は「赤星君は終盤の勝負強さが、橋本君は吸収が早く将来性がある。保田君はムードメーカーで大会当日も2人の緊張をほぐしていた」と評価。顧問の佐藤巨崇(なおたか)教諭は「生徒たちが自主的に頑張ってきた結果。引き続き結果を出してほしい」と話す。
|
<PR>
|
|
|
|
|
|
|
<PR>