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青葉区版 公開:2014年10月2日 エリアトップへ

非営利型エネルギー事業会社「(株)たまプラーザぶんぶん電力」を設立した 高橋 新志さん 新石川在住 48歳

公開:2014年10月2日

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思いついたらまず行動

 ○…「魅力的なまち『たまプラ』を廃れさせたくない」。1年ほど前、友人に誘われ、横浜市と東急電鉄(株)が進める「住民創発プロジェクト」に参加。以前から抱いていた思いを実現する「良い機会」だと感じ、まちづくりにのめり込んでいった。エネルギー問題に取り組む中で、この春に脱サラ。プロジェクトで出会い、意気投合した仲間たちと集い、「自立した組織として全国の見本になりたい」との思いで9月に株式会社としてスタートを切った。

 ○…春まで勤めたIT系企業では、ITバブルが弾けて以降、経費節減を迫られた。固定費を削減するために、省エネを意識するように。その後の震災もあり、エネルギーについて深く考えるようになった。「思い立ったらすぐやる性格」と話すように、時に雨水を溜めてトイレに使ったり、自分で炭を作ってみることも。その延長線上に、今がある。

 ○…休日はアウトドアを楽しむ。特に、20代の頃はヨットに熱中。「モテたい一心で友人たちと中古ヨットを共同購入した」と懐かしむ。ヨットは手放したものの、今でも知人に誘われれば喜んで参加する。千葉県には、秘密基地と称する土地を持ち、井戸水や簡易の太陽光パネルを使って過ごしている。冬は友人から廃油を譲ってもらい、廃油ストーブで暖をとる。「いかに近代的なものから離れた生活を送るかを追求している」と語る目は少年のよう。

 ○…最終的な目標は、たまプラで自立したエネルギー運営を確立し、全国に広めること。「自然エネルギーで発電することだけではなく、使用するエネルギーを減らすことも必要」。太陽光発電に限らず、緑化や省エネの普及にも努めていく。より幅広い分野の意見を集約するため、誰でも参加できる協議会も設立する。「私のように、きっかけさえあればまちづくりに参加したいと考えている人は多いはず」。活動を広め、多くの人を巻き込みながらまちを変えていく。

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