NBL・東芝ブレイブサンダース神奈川の新主将に今季就任した 篠山竜青(りゅうせい)さん 青葉台出身 26歳
連覇と代表の夢追う
○…バスケットボール男子のナショナルバスケットボールリーグ(NBL)所属、東芝ブレイブサンダース神奈川の主将を務める。昨季は天皇杯とリーグ戦の2冠を達成。10月は開幕2連敗と厳しいスタートとなったが、3戦目に今季初白星をあげた。「チームの連携面を修正した。まだシーズンは始まったばかりなので、しっかりチームをまとめて連覇を目指したい」
〇…母親が地元青葉区のバスケチーム、榎ヶ丘ファイターズのコーチをしていたこともあり、親しみは持っていたが「監督が怖かったので絶対にやりたくなかった」という。しかし、小学3年の時に友人に誘われ、久しぶりにチームを訪れてみると、楽しそうに練習する友人らの姿に刺激を受け、バスケをはじめることに。「一番の理由は、監督が優しくなっていたからですけどね」と笑う。高校は、親元を離れ県外の強豪校に進学。努力を重ね、U-18やユニバーシアード日本代表に選出されるまでに成長、4年前に東芝の一員となった。
〇…昨年引退した加々美裕也主将の後を受け、今年4月から主将に就任した。北卓也ヘッドコーチによると「明るい性格でチームのムードメーカー的な存在。加々美の後は篠山しかいないと考えていた」という。主将として意識していることはコミュニケーションと雰囲気づくり。「先輩たちのアドバイスをもらいながら自分なりにチームをまとめていけたら」
〇…4カ月前に結婚、現在は妻と2人暮らし。「食事の管理や身の回りのサポートなどをしてくれ、本当に嫁には感謝している。嫁のためにも飛躍の年にしたい」。チームとして連覇を目指す一方で、個人としては日本代表入りを熱望する。「今年で26歳とバスケット選手としては決して若くない。ここ1、2年が勝負だと思う。持ち前のディフェンス力とスピードに磨きをかけたい」。連覇と悲願の代表入りの夢を追っている。
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