横浜市は谷本公園北側(下谷本町33の14ほか)の農地に多目的運動広場を新設する先行整備を進めている。同広場は、今春4月にオープン予定だ。
2009年春に開園した同公園には、サッカーなどに利用できる球技場や屋外バスケットコート、スケートボード広場などが南側に整備されている。今回の整備箇所は道路を挟んだ北側エリア。広場面積は約4800平方メートル(約60m×80m)となる見込み。市環境創造局によると、1月中にフェンスを設置しグラウンドの造成作業を行う予定。3月末までに舗装を終了させ、4月のオープンを目指す方針だ。「(貸し切り利用日以外は)基本的に公園利用者が使える広場になる」と市担当者は話している。
毎月1、3、5週目の土曜、日曜日は貸し切り利用が可能(※12月29日〜1月3日を除く)。少年軟式野球の練習や少年サッカー、ゲートボールの大会などの種目に限り、貸し切り利用を認める。利用は午前(9時〜1時)、午後(1時〜5時)の4時間単位。
同公園管理事務所は「多くの人々に利用してもらえれば」としている。貸し切り利用などの詳細については同事務所【電話】045・511・7366。
「野球場」化も視野
当初の計画では北側エリアに野球場を設置する構想があった。しかし、用地取得が難航しており、今回の多目的広場の先行整備となった。同広場は野球場に必要な敷地の約4割にあたる土地。残りを取得できれば野球場になる予定だが、着工の目途は立っていない。
市担当者は「近隣地域からの要望もあり、多目的運動場を先行整備した。用地取得が済み次第、野球場を建設したい」と今後の展望を語る。
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