地域住民の知識や技術を共有する取り組みを行っている勉強会「Aoba One To Share」(田原雅代表)が2月6日、桜台のクラフトショップ&アートギャラリー「エスニカ」で講演会「薬に頼らない花粉症対策」を開催した。
この日、講師を務めたのは鍼灸師の石上邦男さんと薬剤師の山浦卓さん、ヨガ講師の松本明子(めいこ)さんの3人。それぞれの専門知識を基に、薬を使わない花粉症対策をレクチャーした。近隣住民ら約20人が参加し、知識や技術を学んだ。
初めに講演した石上さんは、鼻のとおりをよくするツボを伝授。参加者は実際にツボ押しを試していた。松本さんはヨガの呼吸法を取り入れることで息苦しさを解消する方法を紹介。山浦さんは黒酢によって血液の循環をよくし、全身の細胞を活性化させる仕組みを解説した。
同勉強会は青葉台周辺の住民らの自主組織で、互いの技術や経験の共有やそれに伴う交流を通し、地域文化、経済の活性化を目指している。田原代表は「地元の人が講師なので、1回きりの活動ではなく継続性のある活動をしていきたい」と話している。
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