「元気で楽しい老後の過ごし方」をテーマに住民たちが話し合う福祉討論会が、すすき野コミュニティハウスで開かれた。すすき野地区社会福祉協議会が主催し、32回目。これまでは討論ではなく、講習会の形が取られていたが、今回初めて住民同士がグループに分かれて、意見を交わした。
多くの住民が集まるなか、始めに特別養護老人ホーム「緑の郷」スタッフによる健康体操も行われ、和やかな雰囲気に。討論が始まると、住民自身の経験をもとにした地域の課題や、解決策などの発言で、各グループが盛り上がっていた。
あるグループでは、男性が老後、家にこもりがちになる傾向を心配する声があがった。「活動の場はたくさんあるが、どうしたら外へ出られるか」という議題に移り、活発に意見が出ていた。同地区社協の依藤守男会長は「これを機会に住民の考えをつかみ、活動に生かしたい。反響もよく、盛り上がってよかった」と話した。
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