バスジャックを想定し、東急バス(株)青葉台営業所(奈良雅和所長)と青葉警察署(渡邊宏署長)は3月18日、こどもの国周辺で訓練を実施した。
訓練は青葉台営業所を出発したバスが県立田奈高校に近づくと、刃物を持った犯人が車内で暴れる想定で行われた。乗務員は犯人に気づかれないよう、バスジャック用の非常通報ボタンで同営業所に緊急通報。その後、110番通報を受けた警察がこどもの国駐車場で、犯人を取り押さえた。
東急バスの奈良所長は「有事の際は、乗務員が対応しないといけない。実際に訓練を行っておくことが大切」、また青葉署地域第三課長の神保範行さんは「警察だけでなく、民間と一緒に訓練を行うことで、有事の際にも対応できるようになる」と話す。
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