中学硬式野球で、地域大会を勝ち抜いた48チームが日本一を競う「日本リトルシニア全国選抜野球大会」が3月25日から31日、大阪府などで行われ、横浜青葉リトルシニアが準優勝を手にした。熱戦を終え、現在夏の大会での全国制覇を目指し、練習を再開している。
堅い守りが持ち味という同チーム。全国選抜大会への出場は9回目で、過去には同大会で優勝経験もあり、準優勝は2年ぶりになる。
複数の中学校から、練習場所の十日市場や秦野市のグラウンドに集まり、月曜以外は練習試合を含め、毎日活動。ほぼ毎週あるという練習試合では、千葉や埼玉、茨城へも遠征する。参加しているのは青葉区、都筑区、緑区などに住む中学生約110人だ。現在、夏の全国大会予選のシード権がかかった関東連盟春季大会に向け、打撃や守備練習に加え、基礎となる体づくりのため、体幹トレーニングに力を入れた練習を積んでいる。
25人で挑んだ今大会は、昨秋に南関東大会で準優勝、関東大会でベスト4を勝ち取り、全国大会に進出。順調に勝ち進み、決勝戦では、同じ関東連盟の千葉県・佐倉リトルシニアと対戦した。横浜青葉が1点を先制し流れをつかんだが、5回で同点に追いつかれ、6回、決勝打を許し1対3で敗れた。今回の準優勝について、鈴木茂監督は「普段からの走り込みや、チューブトレーニングで体づくりをしてきた成果」と分析する。主将の山田拓也君(3年)は「準決勝までは失点も少なく、1点を守りきる野球ができた。決勝戦での反省を踏まえ、夏の全国優勝を目指したい」と意気込みを語った。
個人賞、5人が獲得
大会最終日には個人賞の表彰が行われ、同チームから5人が受賞。最優秀選手賞に次ぐ敢闘賞には、阿部健太郎君が選ばれた。その他の同チーム受賞者は以下の通り(敬称略)。【優秀選手賞】山田拓也【ベストナイン賞】▽投手・池田徹▽三塁手・佐藤仁▽外野手・飯田健太
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