青葉区在住の書道家、濱崎道子さんの自宅を改築した「墨の美術館」(みたけ台11の13)がこのほど完成。5月23、24日の2日間、地域に向けたお披露目会が開催された。
設計は、京都造形芸術大学教授で海外の建築展でも受賞経験のある高崎正治さんが担当。高崎さんは福島県南相馬市で、原発事故の避難者のコミュニティースペース「こころシェルター」設計を手がけた経験も持つ。書を通した被災地支援を継続する濱崎さんとの交流の中で、「墨の美術館」の開設を提案したという。2013年に設計し、2年がかりで完成。「古い民家を壊さず生かす」ことをテーマに、もともとの木材や窓を生かしながら土やわらなどの自然素材を使い、内装工事が行われた。
お披露目会では、高崎さんによる館内のコンセプトの説明や、雅楽の演奏も行われた。濱崎さんは「皆さんのご協力で無事に完成できた。地域の方にも活用してもらえるような、文化を受け継ぐコミュニティーの場になれば」と話した。
企画展も予定
同館は今後不定期で開館。書の展示のほか、年に数回企画展も予定している。また、地域の人に向け、茶会などでの貸し出しも考えているという。問い合わせは濱崎さん【携帯電話】090・3439・5014。
|
<PR>
青葉区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
映画で学ぶ英会話4月18日 |
|
<PR>