たまプラーザ団地の住民らで組織するたまプラーザ住宅管理組合(箕浦喜三理事長)は5月31日、団地の美化活動の一環でツツジの剪定勉強会を行った。
団地の住民同士の交流を深めるとともに、管理費を削減することが目的。住民ら約40人が参加し、担当者による剪定バサミの使用方法などの講義を受けた後に実際に剪定作業を行った。今回は2年ぶり5回目の開催だった。
住民らによるツツジの剪定が始まったのは、5年前。団地が造成されてから40年以上経ち、高齢化などを背景に住民同士の交流が希薄になっていた。そこで、環境対策委員会の齋藤正男さん(68)が「住民同士で顔を合わせる機会になれば」と、剪定会を企画。昨年は組合の方針転換で中止になったが、「剪定会のおかげで自然にあいさつする人が増えた。絶対にやるべきだ」と箕浦理事長(75)が提案したことで復活した。
同団地には、約1250世帯が暮らしており、造成当初に入居した高齢世帯と、駅に近いなどの利便性の高さから近年入居してきた子育て世帯の交流が課題になっている。
箕浦理事長は「いろんな世代の人が参加し交流できるように、来年からは他のイベントも含めて『剪定まつり』を開催したい」と話している。
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