2本のロープで縄跳びのスピードや技を競うダブルダッチの世界大会が、米ニューヨークで6月11日から3日間行われ、「美しが丘ダブルダッチクラブ」内のチーム、「ミラクルダッチ」が5年生の部で優勝。小学5・6年生の日本記録を更新した。
同部門には、日・米・仏の世界3カ国から7チームが参加。ダブルダッチの基本となる「規定演技」、2分間で飛べる回数を競う「スピード」、1分間に盛り込んだ技を競う「フリースタイル」の3種目の総合点を競った。チームは、秋元むく萌(も)さん(美しが丘小・6年)と荒木一瑳(かずさ)君(美しが丘東小・6年)、大湊(おおみなと)唯さん(川崎市立柿生小・6年)の3人で、国内予選にあたる「ジャパンオープン2015 ジュニア」を今年1月に勝ち抜いて出場権を手にした。当時5年生だったミラクルダッチの3人は、今大会も5年生の部に出場した。
初日、予選の「スピード」種目で小学5・6年生の日本記録347回を上回る373回を飛び終えると、会場は歓声に包まれた。同大会での日本記録更新を目標にしてきた3人は、チームの最高記録も更新。富田誠司コーチは「持ち味の精神力と集中力で、練習通りの競技ができた」と話す。
翌日の「フリースタイル」種目演技終盤で、秋元さんが足を捻挫するアクシデントに見舞われたが、予選を通過。上位5チームによる決勝戦を制した。大湊さんは「練習のほか、クラブの皆の前やテレビの生放送で演技したことで自信が付いたことも、良い結果に結びついた」と振り返る。
「緊張したけど、今までの成果を出し切って優勝できた」と秋元さん。荒木君も「練習を頑張ってきて良かった」と喜びを語った。
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