1992年のバルセロナ五輪400m、1600mリレーに出場した渡邉高博さんが、市立黒須田小学校の6年生約135人に講義と実技指導を行った。2020年の東京五輪・パラリンピックを契機にスポーツ振興を図ろうと、市が行っている取り組みの一つ。
実技では、現在、早稲田大学の体育会競走部コーチを務める渡邉さんが、早く走るための練習法を実践した=写真。前に重心をかけることや、姿勢の良さ、足幅などが重要であることを、児童たちは体を動かしながら学んでいた。
参加した深田悠成君は「本当の選手と交流できてよかった。前は背筋を伸ばさず走っていたが、ピンとしたら速く走れて気持ちよかった」と笑顔で感想を話した。
講義では選手村の話など、五輪出場時の具体的な経験談を交えながら、その経験が後の人生にも影響したことを児童たちに伝えた。また5年後の東京五輪に向け、「五輪は選手として出場するだけでなく、さまざまな関わり方がある」と強調。選手や観客を受け入れるまちとして、支える準備をしていく提案もしていた。
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