理科好きな子どもを育てたいと催されている「おもしろ科学体験塾」が、6月27日にアートフォーラムあざみ野で開催された。
藤沢市・横浜市を中心に、科学の体験学習などを行っているNPO法人おもしろ科学たんけん工房が主催。今回は午前・午後の2回開催され、青葉区内の小学生を中心に50人が参加した。
回の前半は会員の福井洋一郎さんが講義。動物の歩行の仕方を例に、重心について解説した。その後、グループごとに指導員が付き、同会が考案した怪獣型ロボット「テクテクザウルス」を制作した。これは、ボール紙の本体に針金で木製の足を取り付けるもの。針金の両端にゴムの重りがついており、傾斜をつけた板の上では重心の原理を利用して一歩ずつ歩く仕組みになっている。
児童らには一人一体分ずつパーツが配られ、細かい作業に苦戦しながらもそれぞれのペースで制作を進めた。完成後は傾斜で自分たちのザウルスが歩き出すのを確認し、歓声を上げていた。参加した小儀佑太朗君(あざみ野第二小4年)は「(ザウルスの)足を取り付ける時に、針金が外れてしまって大変だったが楽しかった。気に入っている」と笑顔をみせた。
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