悪質商法の被害防止を目的にした出前講座が6月30日、もえぎ野地域ケアプラザで行われた。主催は青葉区消費生活推進員。
上谷本地区の「ふれあい食事会」に合わせて開催された同講座。参加した58人の高齢者に向け、振り込め詐欺や電話での勧誘販売について、実際に市内で起きた事例を紙芝居やクイズ形式で紹介。電話を留守電設定にしておくことやクーリングオフの注意点など、対策を呼びかけた。
消費生活推進員とは、消費者基本法に基づき1996年に始まった横浜市独自の制度で、消費生活に関する正しい知識を講座やパネル展を通して啓発するボランティア。区ごとに活動しているが、青葉区では前回の公募で人が集まらず、13年度から1期2年間は不在だった。
昨年の公募を受け、40代から70代の8人が今年度から推進員として活動することになり、この日は新メンバーとして初の開催。代表を務める中山浩志さんは「地域に貢献したいと思い、応募した。受講した方々には、今日聞いた話を周りの人たちに広めてほしい」と話す。
今後は、9月にすすき野で同様の講座を行うほか、11月には区民まつりでパネル展を実施する予定。
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