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青葉区版 公開:2015年8月6日 エリアトップへ

さわだ皮ふ科の院長で、横浜たまロータリークラブの会長 に就任した 澤田 俊一さん 美しが丘在住 56歳

公開:2015年8月6日

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集い楽しみ、「恩」橋渡し

 ○…横浜たまロータリークラブに入会し11年。2回目の会長を務める。クラブでは、児童養護施設の中里学園の子どもたちと花見などで年3、4回交流してきたが、施設は市外への移転を控え、活動は最後に。「小さいときから知っている生徒たちは今、中高生。最後まで活動を続けつつ、新たな活動も探していきたい」と話す。

 ○…歯科医だった父の診療所を継ぎ、たまプラーザで皮膚科を開業したのは15年ほど前。ロータリー会長のほか「必要と頼まれれば務めたい」と、皮膚科医会幹事や医師会監事、母校・東京慈恵会医科大の同窓会会長の役職も担う。それでも「診療時間は確保するのがポリシー」。遺伝性の病、レックリングハウゼン病を研究してきたことから、情報を求める患者が全国から来るため、診療時間外に相談にのることも。「少しでも不安を取り除けられれば」

 ○…開業前に15年間務めた勤務医時代は、診療・講師・研究の3つをこなしていた。研究で米ユタ大学に留学し、科学雑誌『ネイチャー』に論文が掲載されたことも。子どもが生まれたころは忙しさがピークで、「泊まり勤務も多く、夕食を一緒に食べられるのは週1回あるかないかだった」。それから約25年。薬剤師の妻と医院をともに支え、娘と息子は医師の道に。皮膚科の研修医として働く娘と「先輩」「後輩」として酒を飲む楽しみもできた。子育てはできなかったというが、「見ててくれたのかな」。皮膚科医として培ってきた「恩返しに」と、顔の広さで後輩と人をつなげる。

 ○…「ロータリーは異業種の集まりなので、多様な価値観の人と出会える」と、家族ぐるみで付き合いを大切にする。現在も多忙な日々は続くが、妻と二人、近所で美味しいものを食べるのが息抜き。よく食べに行くお店の人は顔なじみで、同時に患者であったりもする。「ロータリーは地域への恩返し。他の人にもそのよさを伝えていければ」

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