市立市ヶ尾小学校6年の大橋麗美華(れみか)さん(12)=荏原湘南スポーツセンター所属=が、8月8日から大阪で行われた全日本ジュニアテニス選手権2015(12歳以下)のダブルスで優勝し、全国の頂点に立った。シングルスでは準優勝を果たした。
女子ダブルスには北海道や関東、九州など各地方大会を勝ち抜いた24組のペアが出場した。大橋さんのパートナーは、市立東品濃小(戸塚区)6年の松田絵理香さん。7月の全国大会前哨戦、関東ジュニアテニス選手権でも「大橋・松田」ペアが優勝している。
全国では第2シードとして、2回戦から出場した同ペア。決勝戦までの3試合を全て2―0のストレートで勝ち進んだ。決勝では、関東ジュニアでも優勝を争った強豪の「金子・池田」ペアと対戦。1セット目を落としたものの、大橋さんの得意なラインぎりぎりにボールを打ち返す「リターンエース」でポイントを重ねた。松田さんの堅い守りもあり、その後2セットを奪取し勝利を収めた。
シングルスでは惜しくも優勝を逃した大橋さんは「今後も攻めのテニスを続け、外国人選手にも勝って世界一のプレーヤーになりたい」と将来の目標を見据える。
日本代表として中国へ
5歳からテニスを習い始めた大橋さんは、スクールの練習日以外でも自宅近くのあざみ野東公園でトレーニングに励んできた。これまで多くの大会に出場し、優勝した回数は46回、準優勝は20回以上の成績を残している。昨年は、青葉区制20周年式典でも区政功労者として表彰された。
7月の日本代表選考会で準優勝した大橋さんは、日中対抗戦のメンバーに選出された。日本テニス協会と北京市テニス協会の共催で行われる交流試合は、9月1日、2日に北京で行われる。日本からは小学6年生の男女2人ずつ、計4人が参加し、シングルスやダブルスで中国代表選手らと対戦する。
「日の丸」が付いたユニフォームに「緊張より楽しみが大きい」と笑顔を見せる大橋さん。小学4年生の時にも国際大会を経験しており「海外の試合は(会場の雰囲気が)アウェーなのでボールに集中するだけ。日本代表として強い気持ちを持ってプレーしたい」と意気込みを語った。
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