7月末に始まった横浜のブランド農産物「浜なし」の出荷がピークを迎えている。今年は開花期の4月上旬に雨が多く、出来が心配されたが、鉄町の梨園「村田園」の村田健一さん(52)は「気温も上がり、甘くて美味しいものができた」と話している。
「浜なし」は横浜市内果樹生産者の統一ブランドで、市内で販売される。青葉区内では、主にあけみずと幸水、豊水の3種類が栽培されている。
7月下旬からあけみずの収穫が始まり、その後幸水、豊水の順に9月中旬まで収穫が続く。現在は豊水の出荷が最盛期を迎えている。あけみずの畑では、来年に向けて収穫後の畑に肥料をまく「お礼肥」が行われている。
浜なしは樹上で完熟させてから収穫するので、市場には流通せず、果樹園の脇などで直売されている。
インターン受入れも
村田園では、8月18日から21日までの4日間、高校生2人のインターンシップを受け入れた。毎年行っているもので、今年で10回目。果樹園での仕事を体験してみたかったという、県立元石川高校2年の吉野紗那さんは「袋詰めから販売までの流れを経験できた。今後に生かしたい」と笑顔を見せていた。
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