アメリカ戦でトライを決める松島選手＝日本ラグビーフットボール協会提供
ラグビー日本代表で桐蔭学園高校＝鉄町＝ラグビー部出身の松島幸太朗選手（22）＝サントリーサンゴリアス所属＝が、ラグビーワールドカップ（Ｗ杯）２０１５イングランド大会の１次リーグ全４試合に出場した。日本代表は３勝１敗で１次リーグ５チーム中３位となり、決勝トーナメント進出は逃した。
今大会初戦となった９月20日（日本時間）の南アフリカ戦、日本代表は試合終了間際にトライ。34―32でＷ杯での24年ぶり勝利を手にした。松島選手は先発出場し、鋭い走りや力強いタックルを決めるなど攻守でチームに貢献した。その後の３試合もすべて先発出場。最終戦となった10月12日（同）アメリカ戦の前半７分には、Ｗ杯での自身初となるトライでチームを勢いづかせた。全試合を終えた松島選手は「チームの目標であるベスト８は達成できなかったが、３勝できたことで日本の未来につながる大会になったので、次はベスト８より上を目指したい」とコメントしている。
松島選手は桐蔭学園高校３年時に、全国高校ラグビーフットボール大会で同校初の優勝を果たしている。次回のラグビーＷ杯は、19年に日本で開催される。
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