横浜市立つつじが丘小学校(藤田洋子校長)で先月、地域住民の芸術作品を交えた作品展が開催された。
児童のほか、谷本中学校や梅が丘天使幼稚園の作品を毎年展示しているが、正式な住民の作品展示は今回初。割りばしで制作した般若心経や、セミ等の昆虫で飾られた額縁など、住民17人による力作が集まった。
「学校や家庭だけでなく、地域の子どもとして育ってほしい」という願いで、地域の芸術性を児童にも生かしてもらおうと企画された同展。学校と地域の連携を図る「学校地域コーディネーター」の山市典子さんらが中心となり、回覧板や地域の人脈を生かして募集した。山市さんは「新しい出会いの場を設けられて嬉しかった。『地域にはすごい人がいるんだ』って見てもらえたと思う」と話す。
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