昨年4月に発生したネパール地震復興支援の募金活動を行ったつつじが丘の園芸家、高橋佳晴さんが先月、支援金を現地に届けた報告会を藤が丘地区センターで実施した。主催はあおばアカデミアと藤が丘商店会。
同センターの「ヒマラヤ桜」の育ての親で、30年以上にわたりネパールで植樹活動や学用品支援を続けている高橋さん。4月25日の地震発生直後から被災地支援のため、自身が講師を務めている園芸講座の参加者などから被災地支援金を募った。11月にネパールを訪問し、被害を受けた人々に集まった約60万円を届けたという。
報告会には44人が参加。地震後の現地の最新状況や支援を続けている小学校、ネパールの自然について話を聞いた。高橋さんは「自宅が全壊してしまった知人もいたが、現地ではまだまだ物資が足りていない。支援金は物資の調達に充ててもらう」と報告。また、ネパールとの交流の象徴にもなっているヒマラヤ桜が弱ってきていることから、手入れをするための救援募金を呼びかけた。
高橋さんは「これからもネパールの復興に向け、募金活動を続けていきたい」と話している。
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