青葉消防署(関谷寿男署長)は3月25日、青葉区内の鶴見川遊歩道で倒れていた男性に心臓マッサージなどの適切な処置を行った桐蔭横浜大学の学生2人に感謝状を贈呈した。
1月20日午前6時48分ごろ、通学中だった同大学1年の西田力人さん(19)と浜田雄大さん(19)は、遊歩道で心肺停止状態のイギリス国籍の男性(45)を発見。意識がないことを確認すると、西田さんが119番通報、浜田さんと付近に居合わせた男女で心臓マッサージを行った。
その後、到着した救急隊が救急車内で除細動を実施すると心拍が再開。病院に運ばれた男性は5日後に意識を取り戻し、現在は後遺症もなく日常生活を送っている。倒れた日は3月の横浜マラソンの練習中だった。
感謝状贈呈式で関谷署長は「通報と心臓マッサージを同時進行で行ったのは、本当に冷静で素晴らしい」と学生に感謝を述べた。また、当日は倒れた男性も出席。浜田さんは「ずっと心配だったので本当に良かった」と再会を喜び、西田さんは「人の命を救うことができる消防隊員を目指してみたい」と語った。
一命を取り留めた男性は現在、学生と共に救命行為を行った男女を探している。「あなた方のお陰でこうして生活できている。お礼が言いたいので連絡を下さい」と話している。(問)同署【電話】045・974・0119
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