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青葉区版 公開:2016年5月12日 エリアトップへ

青葉消防署 水難救助技術 向上めざす 4人が市訓練会に出場

社会

公開:2016年5月12日

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(右)溺者救助訓練の様子、(下)出場選手。左から畠山・鈴木岳、中澤、鈴木敦(敬称略)
(右)溺者救助訓練の様子、(下)出場選手。左から畠山・鈴木岳、中澤、鈴木敦(敬称略)

 横浜市の消防隊員が訓練の成果を競う消防救助技術訓練会が5月17日から19日まで消防訓練センター=戸塚区=で行われる。鶴見川を抱える青葉消防署からは水難救助の技術が試される水上2種目に4人が出場する予定で、メンバーたちは本番を目前に控え、練習に熱が入っている。

 訓練会は陸上と水上に分かれ、青葉署から陸上に24人、水上に4人が出場する。水上では、団体種目「溺者救助」に鴨志田消防出張所勤務の畠山(はたけやま)朗さん、鈴木岳(たけし)さん、中澤優真さん、個人種目「基本泳法」に本署勤務の鈴木敦さんが出場する。

 種目は25mプールで実施。溺者救助は溺れている人を想定した要救助者と、プールの反対側から泳いで要救助者まで向かい、ロープを結んだ浮環(ふかん)を届ける泳ぎ手、浮環を持った要救助者をロープで引く、引き手の3人1組で行い、救助タイムを競う。しかし、単純にスピードを競うのではなく、泳ぎ手は要救助者を見失わないように頭を水上に出したまま泳がなければならないなどのルールもある。一方、基本泳法は溺者救助と同じく頭を上げたままクロールと平泳ぎを25mずつ泳ぎ、タイムを競う種目だ。溺者救助は市内で7チームが出場し、上位3チームが、基本泳法は5人が出場し、上位3人が神奈川県消防救助技術指導会に出場する。

 4人は区内のエンゼルスイミングスクールや日本体育大学の協力でプールを借り、現在は週に3回から4回、勤務中に限らず非番時にも練習を重ねている。

 畠山さんは、浮環などは装備品と全く同じであることを説明し、「災害現場は(河川や海など)厳しい環境。プールでできなければ現場でもできない」と訓練が救助技術の向上につながっていると力を込める。また、本番に向けては「1人でやる種目ではないのでチームワークを大切に、残りの時間で動きの精度を高めていきたい」と語り、個人種目に出場する鈴木さんと共に健闘を誓っていた。指導役の鈴木清秀隊長と越石元(はじめ)さんは「青葉署の代表として県大会に出場してもらいたい」と激励していた。

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