高齢者施設で利用者の話し相手となるボランティアを養成しようと、4月に講座が行われた。
講座は青葉区社会福祉協議会主催、あおばボランティアセンター福祉110番共催で行われており、今年で4年目。全5回の講座に約30人の区民が参加し、高齢者に寄り添い、上手に話を聴くためのコツを学んだ。
4月25日には傾聴ボランティアとして著書もある篠崎延子さん=写真=をビオラ市ヶ尾に招いて公開講座も開催された。篠崎さんは「思いを聴き取るのが傾聴ボランティア。ただの話し相手ではだめ」と説明し、8割は相手の話を聞き、2割で相づちや相手の話について尋ねることなどをアドバイス。また、相手の辛さや悲しみなど負の感情を否認せずに受け止めることや、いい加減な慰めを言わないこと、相手との溝を超えないことなどボランティアとしての心構えを語った。
講座修了生は5月中旬から下旬にかけて特別養護老人ホームで実習を行った後、区内各施設でボランティア活動をしていくという。
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