本塁上に設置した棒(ティー)の上に乗せたボールを打つルールで行われる、小学校低学年向けの野球「ティーボール」。青葉区内で活動する青葉緑東(みどりひがし)リトルリーグジュニアが5月29日、神奈川連盟第1代表として出場した関東親善大会で初優勝を飾った。
5月8日に行われた神奈川連盟大会を、3試合60得点1失点という圧倒的な強さで制した同チーム。5年連続7回目の出場となった関東親善大会では、各連盟の1位4チームからなるリーグ戦を戦い、3勝0敗で悲願の初優勝を決めた。
初戦の越谷リトル戦は7―3と勝利したものの、3点を失ったことで悔しさが残ったという。主将の木口颯太君(3年・センター)は「勝ちたい思いが強すぎてプレッシャーが大きかった」と振り返る。
2試合目の調布リトル戦では、初回の守備でビッグプレーが生まれる。ランナー3塁の状況で、相手のライトフライ。タッチアップを狙った相手ランナーを、ライトの角田怜生(れい)君(3年)が好返球でアウトにした。「あのプレーで流れがこっちにきた」と柏崎祐樹監督。その後は、得意の積極的な走塁を絡めた攻撃で得点を重ね、7-0で勝利を収めた。勢いに乗って常陸大宮リトルとの3試合目を9―0で大勝し、頂点に立った。 木口主将は「入団した時からの目標を達成し、監督に恩返しができて嬉しい」と笑顔をみせた。
1年を通して徹底的に反復練習を行い、守備と走塁を磨いている同チーム。年長から小学3年まで19人のメンバーが所属する。柏崎監督は「来年は追われる立場。チーム一丸で連覇を目指したい」と先を見据えた。
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