高齢者の転倒による救急件数が増えていることを受け、青葉消防署は6月13日、桐蔭横浜大学・スポーツ健康政策学部の桜井智野風(とものぶ)教授を招いた署員向け転倒予防体操講習会を実施した=写真。
区民に体操を伝えることが目的で、今後は防災指導の場で実施し、転倒予防へつなげたい考えだ。
講習では、転倒予防に加え、長生きをする上でも足のトレーニングが大切であることを、桜井教授が説明した。解説を聞いた後には、署員が実際に3つの体操を教わり、体験。大腿部の筋肉が特に大事であることを知り、体操の必要性を実感していた。
体操は、7秒間立ったままつま先を上げたり、足を上げたり、肩幅ほど足を広げて膝を曲げるなど、簡単にできるもの。「できる範囲で無理をしないことも大切」という。
兼田元樹担当課長は「『多くの人への普及啓発を目的に、より簡単に短時間でできる体操を学ぼう』と今回初めて行った。今日の講習を通し、今後区民に伝え広げていきたい」と話した。
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