昨年4月に行われた横浜市議選青葉区選挙区で初当選した自民党の中山まゆみ氏が、「青葉区での居住実態がない」とした神奈川県選挙管理委員会の「当選無効」の裁決取り消しを求めた訴訟で、最高裁第1小法廷は7月28日付けで中山氏の上告を受理しないことを決定。同日、中山氏は議員資格を失った。
県選管は「選挙が民主主義の根幹を成す重要な制度である点に鑑み、今後とも公正な選挙の管理に一層努力する」とコメントした。
最高裁からの通知を受けて横浜市選挙管理委員会は8月1日、当選無効を告示。同選挙区で次点だった菅野義矩前市議の身分照会などを進め、8月8日の選挙会で正式に繰り上げ当選が認められる見通しだ。
中山氏は青葉区選挙区で7番目の8930票を獲得し初当選を果たしたが、区内50代男性が18日後に市選管に異議申出書を提出。同年7月14日に棄却された後、70代男性が県選管に審査申し立てを行っていた。
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