青葉区、都筑区の中学生を中心とした軟式野球チーム「ベースボールクラブ横浜ジェイズ」。同チームは、今日8月11日から滋賀県で行われる全日本少年軟式野球クラブチーム選抜大会(びわこカップ)に神奈川代表として出場する。創立10周年にして初の全国大会出場となる。
神奈川県と東京都の48チームが参加した関東中学生軟式野球クラブリーグの予選大会で、横浜ジェイズは2勝をあげブロック1位で本選に出場。本選では、初戦の三鷹倶楽部との対戦を4―3でサヨナラ勝ちしたが、2回戦の横須賀スターズとの対戦は連戦の疲れが響き0―5で敗戦。代表決定戦へともつれ込んだ。
今年2月に行われた横浜WEEDSとの代表決定戦では、2点リードするも7回表に追いつかれ延長戦へ。勝負がつかず満塁から始まる「特別延長戦」で1失点したが、9回裏に堀颯泰(そうや)君(美しが丘中3年)が1番バッターでヒットを放ち、2点を返して4―3で勝利を掴んだ。
同チームは野球を通じた子どもたちの育成を目的に2006年に発足し、今年で10周年を迎えた。現在、16人の中学生が所属。荏子田公園のグラウンドを拠点に、土日祝日の練習に加え毎日の素振りやランニングなど個人練習を積み重ねている。全国大会に向けてバッティング練習を強化したほか「プレッシャーに負けないように」とメンタル面の指導も行ってきたという。主将の山口悠貴君(川和中3年)は「人数が少なく練習しづらい中で、一人ひとりが声を出して頑張ってきた。この努力をつなげ、1勝でも多く勝ちたい」と意気込みを話した。
びわこカップには全国各地の代表18チームが出場。横浜ジェイズは12日、湖東スタジアムで東山クラブ(愛知県)と対戦する。
|
<PR>
青葉区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>