子育て中の親子の居場所づくりなどを行う「青葉区地域子育て支援拠点ラフール」が、８月27日に５周年記念イベントを開催した。
当日はラフールで通常の交流広場が開かれたほか、見学会も実施。３歳の息子と月に２〜３回、広場を利用しているという女性は「スタッフさんが気にかけてくれるので安心。ここでなら思い切り遊べる」と笑顔をみせた。また、地域の人への周知を兼ねて青葉台東急スクエアのアトリウムで音楽会を開催＝写真。活動紹介のパネル展示や子育て情報コーナー、お祝いメッセージの展示も行われ、多くの親子連れが参加した。
ラフールは市内各区に１カ所置かれる地域子育て支援拠点として２０１１年８月に開設。未就学児の親子の交流の場として年間４万人が利用している。当初は０歳から未就学児の家族への支援が中心だったが、妊婦や父親、祖父母世代など年々対象を広げ、講座やイベントを実施。子育て相談にも応じるほか人材育成にも力を入れており、学生のボランティアも参加している。山田範子施設長は「子どもを生み育てやすい地域づくりには、当事者だけでなく皆の意識が大切。『みんなで子育て』をテーマに、ラフールの役割を充実させていきたい」と話した。
広場で遊ぶ親子連れ
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