黒須田在住の志村善一さん(76)が、長年の寄付の功績について横浜市から感謝状を贈呈された。志村さんは10月17日に横浜市庁舎を訪れ、青葉区の小池恭一区長も同席するなか、林文子市長から感謝状を手渡された。
志村さんは農家を営み、JA神奈川県中央会・連合会長を務めた経歴を持つ。1996年に妻のさと江さんを原発性胆汁性肝硬変で亡くし、「難病の人のために使ってほしい」との思いから寄付をスタート。社会福祉事業に活用してほしいと、97年から毎年青葉区(旧緑区を含む)や区社会福祉協議会への寄付を続けてきた。8月には累計3900万円となり、20年連続の寄付に対して青葉区からも感謝状を贈っている。
現在も自身の農地でキュウリやナス、トマトなどを収穫し、直売所で得た収益を寄付に充てているという志村さん。市だけでなく、日本赤十字社やユニセフなども含めると、寄付総額は7000万円に及ぶという。「自分が生きてきた証。20年間、健康で、自分の楽しみもしながら奉仕を続けてこられたことに誇りを持っている」と笑顔をみせた。
|
<PR>
青葉区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>