亡きペットたちを弔う「春の動物供養祭」が3月5日、美しが丘西の動物霊園、平和会ペットメモリアルパークで開催された。
同霊園で季節ごとに行われている催しの一つ。当日は園内の特設会場に多くの参列者が訪れた。あいさつに立った若月一朗代表は「人生にたくさんの喜びと幸せをもたらしてくれた、心の中にいる愛しいペットたちとつながる時間にしてほしい」と呼びかけた。
法要は浄桂院=東京都目黒区=の伊藤弘道上人の読経で開始。スタッフによる「ペットの名前読み上げ供養」や、列席者一人ひとりがカーネーションを供える献花の時間もあった。初の試みとしてバイオリンやフルートの生演奏による「音楽供養」も実施。場内に演奏が響くと、目をうるませる人もみられた。式典の最後には、全員でハート型の「エコ風船」を飛ばす「風船供養」も実施=写真。「ありがとう」のかけ声とともに一斉に風船が舞い上がると、参列者からは歓声があがった。
飼い猫の供養のため、家族で参加したという女性は「初めてうちに来た日を思い出した。風船も『ありがとう』という気持ちも届いたらいいな」と笑顔で話した。
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