左から中田社長、松澤会長、小池区長
青葉区役所（小池恭一区長）と（株）トーエル（港北区／中田みち代表取締役社長）は、災害時に同社が必要物資を提供する内容の協定を３月28日に締結した。
協定は地震など大規模災害が発生した場合、ＬＰガス事業や飲料水事業を展開し、物資を保有している同社から青葉区が優先的に提供を受けるもの。地域防災拠点への搬送も同社保有車両で行うこととしており、区民の安全を守ることが狙いだ。
協定は両者と親交があった青葉区連合自治会長会の松澤孝郎会長が間を取り持ち、実現した。当日は都筑区も同内容の協定を締結。同社は以前に港北区、緑区とも協定を結んでおり、今回で４区目となる。
中田社長は「日本は地震大国で、いつ地震が起きるか分からない。万が一に備えることが大切」と話し、「災害時には皆様の役に立てるよう努力していく」とあいさつ。小池区長は行政だけで災害には立ち向かえないと話し、火力や水などライフラインの根本ともいえる部分について、同社から協力を得られたことへの感謝を話していた。
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