手入れをする志村さん（5月11日撮影）
濃いピンクや淡色など、色彩豊かな花々――。「黒須田小学校入口」の交差点近くの畑では今年も大輪のシャクヤクが花開き、道行く人の目を楽しませた。
これは、近隣に住む志村善一さん（77）が育てているもの。今から70年以上前、昭和初期に先代が栽培を始めたもので、当時の株を引き継いだ一重咲きの和シャクヤクなど20種ほどがみられる。「多くの人に楽しんでほしい」と、２０１３年に道沿いである現在の場所に一部を植え替えたという。
志村さんは「花はそろそろ終わるが、今年もきれいに咲いた。また植え替えの時期まで元気でいたい」と話している。
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