なでしこリーグ2部に所属し、青葉区を拠点に活動する「日体大フィールズ横浜」が、このほど「ライスフィールドプロジェクト」を始動。6月10日に、上谷本町の田んぼで地域住民らとともに田植えを行った。
日本体育大学女子サッカー部のメンバーと社会人選手で構成されている同チーム。「青葉区のクラブチームとして地域と関わりたい」との思いで、学生選手が中心となりさまざまな活動を行っている。
今回のプロジェクトは、地場産品を使って移動販売を行う「コマデリ」の小池一美さんの協力で立ち上がった「農業チーム」の企画の一つだ。この日は選手8人と小池さん、田んぼを提供する地元農家の大橋二郎さんに加え、地域の親子2組が参加。晴天の下、この日にあわせて水が張られた田んぼに、順に苗を植えていった。慣れない田んぼにバランスを崩し、泥だらけになる選手もいながら、和気あいあいと作業が進められた。農業チームのリーダーを務める天田恵莉香さん(4年)は「地域の方が来てくれて交流できて本当にうれしい。自分自身初めて田んぼに入ってすごく楽しい」と笑顔をみせた。5歳の息子と参加した女性は「子どもに田植えの体験をさせてあげたくて参加した。お姉さんたちが遊んでくれて、楽しみながらできたようで良かった」と話した。
プロジェクトでは、10月に稲刈りと脱穀を実施し、収穫したお米はホーム戦でおにぎりにして販売する予定だ。天田さんは「自分たちで作ったお米をいろんな人に食べてもらえるのが楽しみ。応援して下さる方に感謝の気持ちを伝えたい」と話している。
日体大フィールズ田んぼプロジェクト
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