神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
青葉区版 公開:2017年7月13日 エリアトップへ

横浜市青葉区歯科医師会の会長に就任した 下山 和夫さん つつじが丘在住 66歳

公開:2017年7月13日

  • X
  • LINE
  • hatena

区民のお口、守りたい

 ○…副会長を2期4年務め、満を持して7月に会長に就任した。市内最大規模の会員数を誇る青葉区歯科医師会の舵を取るとともに、医師会や行政などと連携しながら区内の健康づくり全般に関わる。重責を担う立場だが、「地域のお口を守りたい」と思いは簡潔だ。

 ○…山形県米沢市で生まれ育つ。数学や物理が得意な高校生で、進学した大学は工学部。何か明確な目標があったわけではなく、ぼんやりとした将来像はエンジニアだった。転機は兄が歯科医として開業したこと。兄を見て仕事のやりがいを知り、初めて自分からやりたいと思えることが見つかったと振り返る。大学を中退し、改めて歯科大学へ。卒業後も助手として残り、学生を指導する日々を過ごすが、縁あって1986年に若草台で「しもやま歯科医院」を開院した。大切にしている思いは「自分の家族にもできる治療を」。地域に根付き、30年が経つ。

 ○…歯科に関わる学術研さんなどを目的とする歯科医師会だが、近年は地域貢献も重要な役割。各種健診や歯科事業のPRのほか、子どもの見守りや高齢化を見据えた在宅診療への対応も強化する。特に今、取り組んでいるのは防災対策。避難後の口腔ケアの必要性を説明し、「歯ブラシを持ち出し袋に加えてほしい」と呼びかける。歯科医師会の活動頻度も増しているが、根底にあるのは地域への感謝。その思いを会員にどのように伝え、協力してもらうか心を砕く。「青葉区には才能のある先生が多くいる。みんなに参加してもらう体制づくりを」。協調を胸に運営していく方針だ。

 ○…背中を見て育った2人の娘は歯科医と看護師に。医療系の職業を選択した子どもを誇りに思う。多忙な仕事から離れれば、4人の孫を持つおじいちゃん。「もう少しで夏休み」と離れて暮らす孫に会えるのが楽しみだ。好きな言葉は「一生懸命」。会長としてねばり強く、歯科の未来、青葉区の未来を考えていく。

青葉区版の人物風土記最新6

桑名 俊二さん

学校歯科医を45年間務め、このほど定年となる

桑名 俊二さん

美しが丘在住 75歳

3月28日

山本 章さん

3月20日で設立1周年を迎える社会福祉法人「あおばの実」の理事長を務める

山本 章さん

桂台在住 78歳

3月14日

宮原 洋明さん

中里地区青少年指導員の会長としてヒコーキ大会の運営にあたった

宮原 洋明さん

大場町在住 68歳

3月7日

冨樫 剛一さん

2月1日から横浜F・マリノスユースの監督を務める

冨樫 剛一さん

すすき野出身 52歳

2月29日

岡﨑 萌々(もも)さん

第78回市町村対抗かながわ駅伝に横浜市代表として出場し、優勝に貢献した

岡﨑 萌々(もも)さん

青葉区在住 16歳

2月22日

家田 昌利さん

能登半島地震の緊急消防援助隊神奈川県大隊の第二次派遣で大隊長を務めた

家田 昌利さん

相模原市南区在住 59歳

2月8日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 1月1日0:00更新

  • 10月19日0:00更新

  • 1月19日0:00更新

青葉区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

  • 目のお悩みQ&A

    コラム㊺専門医が分かりやすく解説

    目のお悩みQ&A

    『網膜剝離と診断されましたが、どんな治療が必要になるのでしょうか?』

    3月28日

  • おばあちゃん先生の子育てコラム

    おばあちゃん先生の子育てコラム

    第43回 「一人で悩まず、一緒に子育てしていきます」

    3月28日

  • 教えて!職人さん

    教えて!職人さん

    vol.9 塗装業も歯科医も「専門家」を選ぼう

    3月21日

青葉区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook