美しが丘の3丁目カフェで2月に1度、ゲストを招いて話を聞く「たまコネ・クラブ」が開催されている。7月21日には、たまプラーザに住んで50年、タウン紙立ち上げや保育室運営など数々の事業を行ってきた松本春子さん(79)=写真=を招き、行われた。
当日は約50人が参加。主催した合同会社「たまプラ・コネクト」の辺見真智子さんがインタビュアーを務め、松本さんとトークを繰り広げながら進行した。
松本さんは1968年のたまプラーザ団地竣工とともに移り住んできた。地域活動ではPTAなどに加え、75年にはタウン紙「たまプラーザ」の立ち上げに参加。発行原資となる広告の獲得に街中を奔走したことやメディアを運営する苦労話を語った。また、働く女性のために保育室や学童保育を設立、運営したことや、現在は高齢化が進む街の状況を踏まえ、同世代の居場所づくりとしてカラオケスナックの経営も行っていることを説明した。
「人のやらないこと、やってないもの」を事業化してきたと語り、時代に応じて、街の発展に必要だと考えることをやってきたと話す松本さん。根底にある思いを「『たまプラーザに住んで良かった』と子どもや孫が思う街にしたい」と語った。また、本紙に対しては自分の活動を振り返りながら、「人のつながりは今でも作れる。若い世代は、街にないものを探してほしい」とメッセージを寄せた。
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