ギャラリーや工房が点在し、ものづくりの作家が多くいる寺家ふるさと村。このほど、新たなギャラリースペースとして「JIKE HAUS(ジケハウス)」がオープンした。
地元の陶芸家や絵本作家、海外に拠点を置くファッションデザイナーなど、さまざまな作家の企画展を行ってきた「寺家スタジオ」が運営しているもの。企画の中心を担う坂上浩美さんは、展示や即売を行う中で、作家たちのものづくり存続に危機感があったという。「素晴らしい作品も、売れないと作られなくなってしまう。応援というとおこがましいが、生活に作家さんのものを取り入れる楽しさを伝えたい」。そんな思いからジケハウスでは「住宅に入っていくアート」をテーマに、空間づくりを実施。靴を脱いで上がる板敷きのスペースや飾り棚も設置し、随所に作家の作品を並べて「家の中」での利用をイメージしやすいよう工夫した。「『好きに暮らす、楽しく暮らす、季節を感じて』がコンセプト。たくさんの作品を紹介したい」と話す。9月以降は器の金継ぎやカメラのワークショップも予定しているという。
ジケハウスの開館は正午から午後5時まで。問い合わせは寺家スタジオ【電話】045・350・3804へ(火曜定休)。
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