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青葉区版 公開:2017年8月17日 エリアトップへ

横浜田園ロータリークラブの会長に就任した 小島 喜一さん 都筑区牛久保町在住 69歳

公開:2017年8月17日

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変化の舵取り恐れずに

 ○…1978年のクラブ創立から40周年を迎える節目の年に就任した。今年のテーマは「変化を恐れずにチャレンジしよう」。従来から続く中学生への職業講話や独自の奨学金制度、藤が丘駅前公園のバラ園管理などの活動はそのままに、クラブの運営を少しだけ変えたいと話す。思いは「より地域に開かれたクラブ」だ。

 ○…山内小、山内中、多摩高、そして中央大法学部へと進学した。代々続く農家の家系だったが、一時は法曹界を目指したことも。「弁護士にあこがれて」と笑うが、長男だったこともあり、在学中から家業を手伝ってきた。植木を扱う「小島園芸センター」を経営し、生産者としてのキャリアは50年になる。苗木から出荷まで最低でも数年。手間も根気もいる仕事だが、品評会では農林水産大臣表彰ほか受賞歴多数。「生き物だから、お金にすればそれでいいわけじゃない。もっと良い木になればと想像しながら」。そんな言葉にプロの矜持が透けて見える。

 ○…孫は4人。月に1度は家族が集まり食事するのが楽しみだ。趣味はゴルフで、月に2度はコースに出てクラブを握る。失敗するかもしれない「最善」よりも、大崩れしない「次善」に向けて力を尽くすのがプレースタイル。慎重さを持ち合わせるのは、思い通りにならない自然を相手にしながら、失敗の許されない生き物を扱ってきたからなのかもしれない。

 ○…クラブには7年前に入会。それまで仕事一辺倒だったが、異業種の仲間が増え、刺激を受けたと振り返る。そんなクラブを永続的に発展させていきたい、その思いが「変化」という言葉に表れる。腹案の一つが普段は昼に開催している例会を時には朝に、夜に開催すること。新しい仲間が参加しやすいようにとの心配りだ。クラブの伝統を守りつつ、時代に応じた対応も視野に入れる。座右の銘は「一期一会」。二度と同じ場面はないと、慎重に、しかし恐れず変化の舵を取る。

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