迅速な人命救助を行ったとして、陸上競技クラブのNPO法人横浜アスリートクラブ(本部/青葉台2丁目)のメンバーが、9月に港北消防署(安江直人署長)から表彰された。
今年4月、同クラブが新横浜公園でマラソンの練習をしていたところ、会員の北島謙太郎さんが、同じく会員の男性が倒れているのを発見。北島さんは男性の意識がないことを確認すると、クラブ代表でもある松本博泰さんと救命措置を開始した。胸骨圧迫と人工呼吸のほか、公園職員らがAEDを使ったことで、救急隊が到着した頃には脈拍の再開を確認できたという。その後、男性は病院に搬送され、1カ月後には退院。現在は社会復帰している。
表彰された北島さんは「とにかく助けなきゃという強い思いがあった」と当時を振り返る。松本さんは「クラブの会員やその場にいたみんなで連携して救った命だ」と話している。
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