近年、高卒の採用が減ってきていることなどから、警察官として成人式を迎えるというケースが少ないという。そんな中、緑警察署に在籍する2人の巡査が成人の日をむかえ今月14日、緑警察署(徳正厚署長)で成人式が実施された。
神奈川県警では、平成6年の1月14日に本部で行われて以来、全体での式は実施されていない。また、署単位で実施するのは珍しいことだという。
緑署での成人式は、徳正署長の計らいで実施が決定した。「当たり前に行っているものだと思っていました。全署員へ披露するのも目的の一つです」。
それぞれの夢
今回式に出席したのは、武田佑樹巡査(地域第三係)と丸山雄也巡査(地域第一係)の二人。一人ひとり名前を呼ばれ、徳正署長から記念のボールペンなどが手渡された。
武田巡査(平成2年5月26日生)は、「(警察官である)父親の背中を見て警察官を目指すようになりました。今は自動車警ら隊に興味を持っています」と話した。また、「箱根駅伝で白バイに乗って先導するのが小さいころからの夢」と、丸山巡査(平成2年12月25日生)。
徳正署長は「大人の仲間入りをするわけですから、責任が重くなります。2人には、より一層精進して頑張ってほしい」と激励の言葉をおくり、成人としての勤務を期待していた。
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