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緑区版 公開:2011年5月19日 エリアトップへ

5月1日付で緑消防署の新署長に就任した 吉村 眞一さん 磯子区在住 57歳

公開:2011年5月19日

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高まる期待に応えたい

 ○…3月の内示を受け「緑区民の安心・安全を守る立場に就くことの重責を感じました」と話す。東日本大震災の影響から5月1日付で新署長就任となった。大震災後、消防に対する区民からの期待は高まっていると認識。その期待に応えるために「思いやりの心を持って署員が一丸となって業務に取り組まなければいけないと思っています」と強い意欲を見せる。

 ○…自身の父親も消防職員だった影響から消防局へ入局。「小さい頃から大きな災害などの発生時に現場へ向かう父親の背中を見ていました。人の役に立つ職業に就きたいと思ったのがきっかけでした」。初めて火災現場に出動した時には足が震えたが、夢中で消火活動に務めた。その後、中消防署でのはしご消防隊長や旭消防署副署長などを歴任。直前に勤務していた横浜ヘリポートでは、航空管制科長として大震災発生後、緊急消防援助隊として、いわて花巻空港へ飛んだヘリの運航管理や管制業務を行った。

 ○…20年以上前、緑区には商業施設の立ち入り検査などで訪れたことも。「環状4号線沿いの黒澤フィルムスタジオ周辺を覚えていますが、随分様変わりしましたね」と話す。日々の生活の中での健康管理も重要な任務。以前はテニス部に所属し汗を流していた。最近では、なるべく歩くようにし、少しでも身体を動かすよう心がけている。バランスの良い食事をとる一方で、甘党な一面も。「食べ過ぎないようにはしていますが、特につぶの小倉あんが好きなんですよ」と笑顔で話す。

 ○…理想に掲げる職員一人ひとりの個性が十分に発揮できるような風通しの良い組織作りが現在の目標。個性を活かすために人材育成が不可欠だと考える。「個人面談をしていくつもりです」。消防は、”いざ”という時に頼りになる存在でなければならない。150人以上の職員の先頭で指揮を執り、日ごろの訓練や防災指導活動などを地道に行っていく。
 

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