開発が進む長津田駅北口前に、誰でも立ち寄れる『ふれあいサロン長津田』が今月28日(土)開所する。同サロンは、街が新しくなっても住民のつながりや長津田の歴史を忘れないでほしいとの思いで、長津田周辺に住む7人が立ち上げたもの。「地域交流の場として利用して欲しい」とサロン開設準備委員会の大庭雅敦代表は話している。
同サロンは、長津田地区の見どころ、景勝地として制定されている『長津田十景』や商店街マップなど歴史ある街の紹介を行っていく。地域住民が井戸端のように話ができる居場所、写真や絵画などを展示できる場所としての利用も予定されている。夏休みには子どもを対象に木工教室なども行っていきたいとしており、子どもからお年寄りまで、どの年代でも利用できるサロンを目指す。
また、再開発地にあった長津田公園(通称=汽車ぽっぽ公園)内のサクラやケヤキの伐採材を利用した工作づくりの場にもなっており、長年住民に利用されてきた公園を忘れない取り組みも今後行っていく。
商店街も協力
サロン立ち上げに際して、長津田商店街協同組合も運営費などを助成し協力している。中山勲理事長は「商店街のお店を利用してもらうためには、街に来てもらいやすい環境をつくる必要がある。サロンから地域交流が活発になり、長津田にもっと足を運んでもらえれば」と期待を寄せている。
サロンは長津田以外の在住者でも予約不要で利用が可能。入場・利用料無料で飲料は実費負担。毎週金曜日の10時から15時までが利用時間で、来年夏までの限定開所の予定。
「地域住民の交流が図られサロンから良いまちづくりの輪が広がってくれれば」と大庭さんは話している。なお、利用説明会が今月28日(土)10時から13時まで行われる。詳細は(【携帯電話】090・3242・4886)大庭さんまで。
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