中山駅南口前の路側帯にこのほど、緑土木事務所が緑色のカラー舗装を施した。舗装された道は幅が狭く、交通量も多いことから地元の中山商店街から「歩行者が安全に通れるようにしてほしい」と要望があった道。今回、路側帯に色をつけることで歩行者空間を確保した。
緑色に舗装された路側帯は、中山駅南口の横浜銀行周辺から踏み切りまでの約150m。この通りは、通勤、通学などで人通り、交通量が多く、道が狭い。駅前で路線バスも多く通り、歩行者からは「安全に通れない」という声が中山商店街に寄せられていた。
昨年秋、台村町交差点から中山駅南口までの通りを緑色に舗装したところ、歩行者からは「スペースが確保され歩きやすくなった」との声が多かったことから、今回の舗装が実施された。
スクールゾーン以外では初
横浜市では、交通安全対策の一環としてスクールゾーンにカラー舗装を施す『あんしんカラーベルト事業』を平成19年度から実施しており、区内の学校周辺にも舗装されている。
緑土木事務所によると、中山駅南口前の舗装は、同事業とは別に行ったもので、スクールゾーン以外では初となる。「地元の強い要望があり今回実施しましたが、極めて珍しいケースです。これを機に中山駅前の交通が少しでも改善されれば」と緑土木事務所は話す。
中山商店街の加藤龍昭理事長は「地元からも喜びの声があがっています。歩行者、ドライバーともに、お互いが譲り合い”安心・安全歩行”できる通りにしていきたい」と話している。
緑区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
|
<PR>