十日市場中 石川毬子さんが最優秀賞 第25回ともしび絵本コンテスト
県内在住・在学の児童・生徒が応募した第25回『ともしび絵本コンテスト』(神奈川県社会福祉協議会主催)でこのほど、横浜市立十日市場中学校の美術部に所属している石川毬子(まりこ)さん(同校1年)が区内から唯一となる最優秀賞(神奈川県労働者福祉協議会賞)に選ばれた。
同コンテストは、児童生徒が福祉の心や人権を尊重する心を育てることなどを目的とした「ともしび運動」の啓発活動の一環として実施されているもの。
今回の募集テーマは、『”みんながともに生きるまち”を描こう!』というもの。昨年を上回る252点の応募作品の中から、温かみのある色使いや豊かな表現力が審査員に評価され、最優秀賞に選ばれた。
石川さんが制作した絵本「2011なつやすみ」は、おばあちゃんの家に行き、ガスや電気のない所で楽しく過ごすというストーリー。油性のクレヨンを使って描かれている。母親に勧められた絵画に関する本を参考に、クレヨンを灯油でぼかすなどの工夫が見られ、自身がイメージしたという”ほんわかしたやわらかさ”が表現されている。
「自信がなかったので、入賞の報告を聞いた時はびっくりしました。とても嬉しいです」と石川さんは笑顔を見せた。同コンテストの表彰式は12月10日(土)(社会福祉会館・神奈川区)に行われる。
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