区内白山に本社を構える『山友工業株式会社』(中野弘司代表取締役社長)が新開発した高天井用パワーLED照明「イルテット」が、横浜市販路開拓支援新商品に認定された。
販路開拓支援事業は、中小企業研究開発促進事業の一環として行われているもので、行政の現場などの課題解決に役立つ新規性の高い商品を”横浜発新商品”として市が認定・支援を行うもの。横浜市が掲げる「中期4か年計画」においても重点戦略に位置づけられている。今年5月から6月にかけての募集では9件中5件が認定。「東日本大震災発生の影響などで応募を見合わせた企業があったのでは」ということから市が行った追加募集に同社が応募し、先月末に認定となった。
同社は、平成21年にイルテットの開発をスタートさせた。体育館や工場、倉庫などの屋内高天井での使用用途に適した、明るく鮮明なパワーLED照明となっている。最大の特徴は、光の均一性を現す均斉度の高さ。従来のLED照明の弱点であったムラになる配光を基盤自体に傾斜をつけるなど独自の設計により克服している。
同社では「開発時に軽量化や放熱対策などの面で苦労しました。まずは施工事例を残したい」と話した。
横浜市は今後、来年2月に行われるテクニカルショウヨコハマ2012への無料出展のほか、販路開拓やPRのコンサルタント派遣などを支援する。
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