ズーラシアでもカウントダウン 金環日食にむけて
2012年5月21日、首都圏で173年ぶりに観測される金環日食。さらにリングを最も美しい状態で見られる「中心食線」を横浜市内で緑区、旭区、瀬谷区、都筑区、港北区を通過する。
中心食線通過の周辺にある旭区上白根町のよこはま動物園ズーラシアでは、173年ぶりの観測にちなみ、173日前の11月30日にカウントダウンボードを設置。除幕式を開催した。
式典には津田祐孝緑区長をはじめ、濱陽太郎旭区長、同園を運営する(財)横浜市緑の協会の関係者らが出席。協会の吉田哲夫理事長は「当日は国内外、多くの人に見てもらいたい」と挨拶していた。
ズーラシアでは観測日まで、太陽の観察会や、ツキノワグマなど動物の体に月やリングの模様を持つ動物をスケッチしながら園内を回る「金環日食ウォークラリー」などを企画している。さらに当日は早朝開園を行い、金環日食の様子や動物の動きの観察などを行うほか、前日から日食を楽しむためテントサイトの設置も予定している。
津田区長は「区では子ども向けの科学講座や金環日食を安全に楽しんでもらうための記念公演会などを企画している。さまざまなイベントを通して盛り上げていきたい」と話していた。
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