今月6日と10日に関東地方で局地的に降った雹の影響で、区内で生産されている「浜なし」の実に傷が付く被害が確認された。
被害の多くは6日に集中しており、横浜農協北地区営農経済センターによると「緑区内では広範囲での被害を確認していますが、まだ実が小さく、余分な実を間引く摘果作業を始めていた農家さんは少なかったようです。傷の無い実を選んで残せる状況なので、収穫量に影響は出ないだろう」と話した。
区内の『鮫島農園』(北八朔町)や『山下園』(小山町)では、「幸いにも摘果作業が進んでいなかったので影響はない」、「棚上に顔を出して傷のない実を一つずつ確認しなくてはならないので、摘果作業に時間がかかっている」などと話している。
一方、鴨居町の『竹井園』では、今月1日に虫除けなどの目的でネットを園に設置。網目が細かいものだったため被害を食い止められたケースもあった。
傷の無い実を選べることで被害が少なかった現状もあり、同センターでは「生育に関しては、この先順調に気温が上がってくれば、例年並みの収穫量は見込める」と話した。
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