鴨居駅開業50周年記念事業の実行委員長 板垣 憲明さん 鴨居町在住 74歳
先輩の思いも込めた節目に
○…歴代の会長などから推薦され、鴨居連合自治会長に就任すると同時に、鴨居駅開業50周年記念事業実行委員長となった。現在はほぼ毎日、各種団体の会議や打ち合わせでスケジュールがビッシリ。「家に帰ってはすぐ出かけてといった毎日で管理が大変ですね」と笑うが、50周年の節目となる実行委員長としての意気込みは「とにかく事業を成功させることしか考えていません」と力強い。
○…鴨居町に移り住み約30年たつ。鴨居駅が請願駅で当時の地域住民が土地や金銭を寄付したことを義父から聞いた。「義父も土地を寄付した一人だったんですよね」。50周年を振り返る10日に開催された座談会では、地域の先輩たちの様々な思いがつまっている駅だと感じた。だからこそ「先輩たちの思いも含めて、お祝いをしないといけないと思っています」。そこには鴨居駅の伝統の基礎を作ってくれた先輩たちに対する感謝の思いしかない。
○…平成15年に組織された鴨居原市民の森愛護会の立ち上げに関わった一人。現在も月2回の活動で剪定作業などを行う。「みんなと一緒に遊んでいるだけだよ」と笑いながら話すが、自分たちで手入れをしている公園には”自分たちの公園”という思い入れがある。鴨居駅周辺の魅力をアップさせようと、まちづくり研究会にも所属し、駅周辺の掃除を行うなど、ボランティア活動にも力を入る。「鴨居の魅力を少しでも多くの人に知ってほしい」
○…東本郷、竹山、白山連合自治会や都筑区池辺町川内自治会などで実行委員会が結成されていることから「これで終わりではなく、この先も各自治会と連携していけるような体制を築きたい」との思いを持つ。50周年はそのきっかけにしたいと考える。そのためには、記念事業の盛り上げが不可欠だ。「作文コンクールや祝賀イベントなど多くの方に参加頂き、たくさんの方々とともに節目を祝っていきたい」
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