4月にみどりーむでIT関連の公開講座を開く 橋本 雄幸さん 横浜創英大学教授 46歳
街と大学つなげる橋渡し役
○…「IT初心者の方でも分りやすい講座にしたいですね」。4月21日にみどりーむで、パソコンを通じて地域住民が交流を図る「みどりITコミュニティサポーターズ」(MICS)の10周年記念講座の講師を務める。自身がメンバーとして同団体に名を連ねることから先生役を務めることに。「パソコンや携帯端末の活用法などについて、実際のIT機器を使い、参加者が体験しながら学べる会を考えています」
○…MICSに入会したのは同会メンバーの人柄に惹かれたため。「会は60歳代の方中心に構成されているのですが、その行動力には圧倒されるばかりです」。区内横浜創英大学の”コンピューターの先生”として学生に「パソコンの基礎」などを教える毎日を送る。今回講師を務めるのは、街と大学とのつながりを生みたいとの思いもある。「10月の学園祭時にしか、地域の方との交流がない。うちの大学は昨年、短大から4年制に移行したばかり。街の人たちにもっと学校を知ってもらいたいんです」。つながりを生み、地域活性にどう発展させるか頭を悩ませる。
○…大学での専門のひとつが画像処理法だ。高校生の時、頭の断面図などを画像として見ることのできるCTに興味をもち、「どうしてこんなことができるのか」と「なぜ」を追求した。「不思議なことがあると、解明したいという思いにかられるんですよ」。答えを探し出すまでのワクワク感が自身の原動力となっている。
○…5歳と3歳児の父親。「大学に連れてきて遊ぶことが多いです。心を癒してくれる存在」と目を細める。常に新しい「不思議」を求め、アンテナを張り続ける日々だ。「地域での活動も未知のことばかり。答えを見つけるまでの過程が楽しい」。街と大学をつなげる橋渡し役として、その”きっかけ”づくりは始まったばかり。「何か一緒に祭りでも開けたら。大学内の桜を地域の方と一緒に楽しむのもいいですね」
|
|
|
|
|
|