国土交通省が3月21日に発表した公示地価で、緑区は、長津田周辺の住宅地が上昇していることがわかった。市内18区での変動率をみても、都筑区についで2番目、県内でも3番目の上昇率だった。
公示地価とは、地価公示法に基づき、国土交通省の土地鑑定委員会が1月1日時点での1平方メートル当たりの価格を住宅地や商業地など用途別に算出し、公表しているもの。
緑区の住宅地を見てみると、公表された36地点のうち、32地点で横ばいか上昇(3地点は選定替)。特に長津田駅から200mの長津田4の4の5では、28万円で昨年からの変動率が4・1ポイント上がり、県内でも7番目の上昇率となった。また、長津田3の26の10でも22万7千円で3・2ポイント上昇し、高い水準で推移した。
区別にみてみると、都筑区が1・3ポイント上がり、トップに。緑区は0・9ポイント増で2番目だった。18区の中で変動率が上昇したのは緑区を含め11区、下落した区でも下落率が1%以内にとどまり、市全体では0・2ポイント増となった。緑区の上昇率は、県の市区町村別にみても、川崎市中原区、都筑区に次いで3番目だった。
国土交通省担当者は「横浜市全体では、都心に近く、利便性がよい、マンション需要が高い地域で上昇傾向となりました。緑区の上昇は、長津田駅北口再開発による影響が大きいのではと考えられます」と分析している。
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